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【太田ダム・長谷ダム】ダムマニアならずともその壮大さに感激!新緑の太田ダム、長谷ダムを訪ねました。

太田ダムは全国のダムの中でも珍しい構造をしています。それはというと、、、一つのダム湖になんと5つのダムが作られているそうなんです。ダムマニアならずとも訪ねてみたくなりますよね。季節は新緑の時期。壮大で美しい景色を期待して出かけてみました。

JR寺前駅前から県道404号を車で10分ほど走ると長谷ダムを案内する看板が見えてきます。この交差点を左に入り、39号線に。道はだんだんと上り坂になっていきました。

        

                               

車窓からは深い谷に点在する家々が見えます。景色を楽しみつつ対向車に注意して上って行きます。

しばらく走ると大河内発電所の看板が見えてきました。揚水発電の下部ダムである長谷ダムはまだ先ですがちょっと寄ってみることにします。すぐに発電所の門が見えてきました。門はしまっていて一般の人は入ることができません。すぐ横には「エルビレッジおおかわち」という関西電大河内発電所のPR館だった建物がありました。かつては水力発電の仕組みを映像やジオラマで紹介してくれたり、シャトルバスに乗って発電所内もしてくれる施設だったそうですが、2023年2月26日閉館という案内版が出ていました。とても残念です。

「エルビレッジおおかわち」跡

                      

さらに39号線を進むと展望台があったので車を停めてみます。

展望台に登ると壮大な長谷ダムの提体が眼下に広がりました。美しい!堤高102mで兵庫県では一番の高さを誇っています。堤高102.0m、堤頂長254m、建設時の総貯水量960万㎥、体積553.000㎥というからダムとしてはかなり大きい方なのではないでしょうか。型式は重力式コンクリートダムというのだそうです。 

日本の技術力と作業に当たった人たちに敬服です。惚れ惚れします。こんなダムを見たらマニアになるのもわかる気がします。

長堤に行くには深山トンネルを抜けて、貯水池を左に回り込んで行かなくてはいけません。さらに車を走らせます。

39号線からはずれて左に入ります。

                               

100mぐらい進んだらまた左へ。「落石注意」の看板が目印です。

こんもりした木立の中を走り続けます。本当に長谷ダムに行き着くのでしょうか?ちょっと不安になってきます。

そう思っていると急に視界が開け、ダム湖が現れました。大きい!

水量が少ないときもあるようですが、今日はエメラルドグリーンの水をたっぷりとたたえていました。いい眺めです。

やっとダムの入口に到着です。JR寺前駅前からここまでゆっくり走って約30分でした。

なんと開門時間は平日の9時~17時30分ということ。土日、祝日は閉門というから全国のダムマニアにとっては辛いところでしょう。

門を入った中にある駐車場(無料)には様々なデータを教えてくれる看板が。

堤長もすばらしく長い。車は走行できませんが、人は歩いて見学できるようになっていました。下を覗くと怖いくらいの高さです。

長堤から見たダム湖。新緑と相まって実に美しい眺めです。新緑の時期もいいですが、紅葉の時期もまた美しい景色が期待できそう。こんなに美しいダム湖なのに、ついている名前は「下部調整池」という何とも愛想のない名前。もう少しロマンチックな名前をつけてあげたいですよね。

ダム湖の水量を保つための放流も迫力あります。

ここまで来たならば上部ダムである太田ダムも見ないでは帰れません。一つのダム湖に5つのダムなんてとても興味がそそられます。
先ほどの「落石注意」の看板のところまで戻り、左に曲がり、今度は山手の方に登っていきます。

つづら折りのような山道を登ること10分余り。

分かれ道にぶつかりましたが、標識がないのでどちらに行けばダムが見られるのか迷います。とりあえず左に入ってみました。
(工事のおじさんに聞いてもよくわかりませんでした)

2、3分走ると駐車スペース」があり太田ダムの門が見えてきました。聞いていた通り、門は閉まっていて入れない状態でしたが、ダム湖は見れると思っていたのに、全貌を見渡すことができません。クネクネ道を登って、やっと辿り着いたのに、、、残念!
「落石注意」の看板のところから10分余り。山道を注意しながら走らなければならないので結構時間がかかりました。

かなり残念な風景。

せっかくなので先ほどの分かれ道のところから、もう一方の道を行ってみました。するときれいで広めの駐車場が現れました。

トイレもあります。ここで車を停めて歩いて行くと眺めのよい太田ダムが見れそうな予感です。駐車場の左手の散策道を進んでみました。すると、、、

さっきよりずっと見晴らしがよいダム湖が望めました。よかった。

明治時代に貯水池として作られたものを関西電力が10倍に拡張し、長谷ダムとの間で394.7mの高低差を利用して水を往来させ、最大128万キロワットの電力を発生しているというからすごいスケール感ですね。建設当初の総貯水量1.015万。型式はロックフィルダムで1995年(平成4年)完成とのこと。しかしその規模を想像できないくらいに見た目は高原の静かなダム湖でした。迫力では長谷ダムの勝利といったところでしょうか。

展望台もありましたが残念ながら上れないようになっていました。

とにかく静かです。

辺りははちょっとした広場になっていて、ダム湖を見ながらシートを広げてお弁当を食べるのにいいかもしれないですね。

後記

初めて長谷ダムのようなスケールの大きいダムを見てダムのファンになりました。自然の中にここまで大きく、しかも美しい建造物を作って、それが人々の生活に役立っているなんて感動と言わざるを得ません。また、四季折々の自然とマッチして美しい景観を作り出してくれるのも素晴らしいと思いました。これまでドライブをしていて、近くにダムがあると知っても素通りしてしまうことが多かったけど、今度から立ち寄ってゆっくり見学してみようかなと思います。

           

問い合わせ

神河町観光協会 0790-34-1001

*ダムカードはカーミンの観光案内所(神河町観光協会)ほかでもらえます。