【余田屋（よでんや）】ゆず味のラーメンが美味。JR寺前駅のすぐ目の前にあるので列車の待ち時間にも最適です。

明治39年、播但線の開通と共に始まった料理旅館だったお店は現在も健在。旅行者や地元の人に創業当時と変わらない味を提供して多くの人に喜ばれています。

場所はJR寺前駅とロータリーを挟んですぐの所にあります。JR寺前駅は電化・非電化の境界駅となっているので和田山方面に行くには乗り換えが必要。列車の待ち時間が1時間あるということも多いので、食事をしたいときにすぐ入れるのが嬉しいですね。

おすすめは何といっても「銀の馬車道ラーメン」。明治初期に造られた、生野銀山から飾磨港へと通じる日本で最初の産業高速道路、”銀の馬車道”を一杯のラーメンに表現したゆず風味のラーメンは絶品でした。麺は細麺ながらモチモチの食感。スープは神河町の特産であるゆずの風味を生かした塩味で麺を引き立てています。馬車の車輪を模したというナルト、甘く煮たチャーシュー、絶妙なゆで加減の卵のトッピングのバランスも良かったです。

食べ終わった後もしばらく余韻の残る美味しさでした！

こんがり焼き上げた餃子も申し分ない味です。

ラーメンのメニューは他にもいろいろあります。パラパラとしたスタンダードな味のチャーハンも人気とか。

ドリンクメニューも充実しています。

ラーメンに半チャーハン(250円）をつけるとさらにお腹が満足！

（半チャーハンのみの注文はできません。）

店内は創業当時からの落ち着いた雰囲気。

座敷の席もありますので、小さなお子様を連れているお客様でも安心して食事ができます。地元の小学生からの寄せ書きも貼ってあって温かい雰囲気でした。

有名人のポスターやサインも貼ってありました。神河町出身の女優、のんさん(能年玲奈さん）も来店されたことがあるそうです。

勘亭流文字風のお品書きも雰囲気あります。

＊値段などの情報は令和7年1月現在のものです。（令和7年3月頃改定予定）

「何気なく入ったラーメン屋の味が絶品だった」と驚く人も多いはず。神河町に来たら是非味わってみてください。店の前の「カーミン・マンホールの蓋」にも出会えますよ。