新新野の水車の歴史は古く、元禄6年(1693年)以前から存在していました。揚水用として水を田へ汲み上げるための水車です。
水量の多い水路でまわる水車は圧巻です。
直径は約3メートルというから迫力満点!
一番多いときには1.5kmの間に18基の水車が稼動していましたが、近年では水車の利用が減少し、3基を残すのみとなってしまいました。しかし新野水車の会が発足され新たに8基が創設されました。時期によって数は違いますが、毎年春先から秋ごろまで元気に稼働しています。
水田の時期には”現役””として仕事をする水車ですが、その他の時期でも水を汲み上げる様を見ることができます。
付近は散策道になっており、ゆっくり写真を撮りながら見物することができます。
タイミングが合えば播但線を走るあずき色の列車を撮ることもできます。鉄道ファンにはたまりませんね。
JR播但線新野駅からすぐなのでアクセスも便利。
駅前には付近の観光マップも。
プチ情報 5月頃になると清流にしか咲かないという梅花藻(ばいかも)が水面から可憐な顔をのぞかせ、訪れる人の目を楽しませてくれます。