【喫茶　輪】ジャズが流れるナチュラルテイストの店内は心落ち着く空間。地元の人も観光客も気軽に立ち寄れる喫茶店です。

店名の輪（りん）は輪（わ）とも読めることから「地域を繋ぐコミュニティの場」にしたいという思いからこの名前をつけたとおっしゃるのは店主の浦上さん。12年間観光協会で仕事をされたこともあり、神河町の観光情報にも長けていらっしゃいますから、観光客にとってもありがたい存在です。

木と白い壁が印象的な店内はゆったりとジャズが流れ、落ち着ける雰囲気。モダンだけれど誰もが気軽には入れる感じです。

店内は窓が大きくとられてあるせいかとても明るいです。ほどよく配置されたグリーンも心和ませてくれます。

大きなハート型の葉っぱが特徴のウンベラータは人気の観葉植物。「ハートの形をした神河町」の住人からすると親しみやすい植物です。

他にもパキュラ（財を成すという意味があります）や幸福の木など縁起のいい観葉植物がいっぱい。

店主が一人で切り盛りしているため、メニューはコーヒーや紅茶、焼きそばやナポリタンなど基本的な喫茶店メニューに限って提供。「たくさんのお客様に来店してもらいたい反面、一人でまわせる今の状態がベストかも？」と浦上さんはおっしゃっていました。

メニューの一部です。

鉄板焼ナポリタンは卵焼きが敷いてあるアイディア料理

ゆで卵とウィンナーが乗ったカレーはどこか懐かしい感じがします。　　　　　

チャーハンはお母さんが作ってくれるような家庭の味

デザートメニューも美味しそう。

*値段は令和6年7月のものです。

洋服やバックも買うことができます。センスが良いものばかり、、、と思ったら、浦上さんが年に2回ほど大阪の船場まで買い付けに行くのだとか。値段も手ごろなので近所の主婦や若い女性に人気だそうです。

オープン当初のちらしはご家族の手作り。店内の椅子やテーブルなど家具の設置も全面的に協力してくれたのだとか。言われないとわからないくらいのプロ顔負けのお仕事ですよね。

場所はＪＲ寺前駅からすぐのところにあります。そのため電車を待つ観光客にとっても来店しやすいお店です。フリーＤＪのターザン山下さんも来店したことがあり、店名にかけて「鉄板焼ナポリンタンにしたら？」とアドバイスをくれたとか。「そのうちにメニューにもナポリンタンと書くつもり」と話す店主の浦上さん。「このメニューは何？」とお客様とのコミュニケーションもますます深まりそうですね。

ひとこと

店主の浦上さんの笑顔も相まってとても落ち着ける喫茶店でした。モダンなインテリアと馴染み深い喫茶店メニューのコラボもgood.。地域の人にも観光客にも貴重な存在のお店です。いつまでも寺前駅前で美味しいコーヒーや食事とくつろぎの時間を与え続けて欲しいと思いました。