ハートのまち神河町の魅力を発信している「神河ラジオ」。
《新発見!神河トレジャーあれどもみえず》のタイトルで神河町の魅力を2023年度よりYouTubeを活用し、広く発信しています。
今年度は「み~んなでつくる み~んなのドラマ」をキャッチフレーズにワークショップを開催し、多くの町民が関わり、まちの魅力を【ラジオドラマ】で発信することに挑戦しています。
8月1日、神河町中央公民館で第2回目の収録が行われ、幼児から60代の町民ら約20人が集まり、神河ラジオ代表でフリーアナウンサーの木村雅代さんの進行のもと和気あいあいとラジオドラマづくりに取りかかりました。
まず初めに木村さんが、体を動かしながら、絵本も使い”ちょっと変わった””発声練習を指導。これで一気に皆さんの緊張がとけたようでした。
「神河ラジオプロジェクト」はまちおこしの一環で「良質な関係人口増加をめざす」ことをコンセプトに神戸情報大学院と連携して始まったプロジェクトです。町民がパーソナリティとなり、町の名所や催しなど《まちの宝物》を番組で配信しています。
今年度はより多くの住民が関われるようにとラジオドラマの制作を企画。
脚本は元小学校校長で中央公民館の大塚高誉館長が執筆されました。神河町のどこかにあるという架空の「メダカの学校」のメダカたちと神河町に住む50年前の子供たちのウィットに富んだ会話で物語が進む内容となっています。
神河町2050年ビジョンをもとに創っていただいたのだとか。
神河町の自然と歴史、現代の環境問題が学べると同時に、♬めだかの がっこうは かわのなか と歌が入っていたり、クスッと笑える場面もあったりと、内容が濃くとても面白い脚本となっていました。
大人も子供も楽しめる楽しい脚本を書いてくださった大塚高誉館長
グループに分かれ、自己紹介ののち、本を開いて読み合わせスタートです。それぞれ決められた役のセリフを言うわけですが、ハワイからの留学生もいるという設定なので英語も入っていることもありスムーズに進まない部分も。しかしそれが笑いを誘い、一通り読み終わる頃にはかなり打ち解けた感じに。
私自身も「みんなで何かを創り出す楽しさ」を思い出したような気がして楽しかったです。まさに、神河ラジオが狙いとする「み~んなで」を体感できました。
「神河ラジオ」パーソナリティでおなじみの“ベティ”さんも参加。皆さんに声をかけて場をなごませてくださっていました。
”読み合わせ”が終わったらいよいよ収録練習です。マイクの前で一人づつセリフを言うのですが、録音されるかと思うとやはり少し緊張します。
しかし小学生低学年のコでも臆せず長いセリフに挑戦していたのは驚きでした。
小さな子供たちも効果音で参加してくれました。
神河ラジオは「いっしょに!楽しみながら」を合言葉に、町のみんなで創ることがコンセプト。
始まりは木村さんが同大学在学中、町の関係人口を増やす研究として町内の長谷小学校と協力し、インターネットラジオ番組を制作し始めたのがきっかけです。
2年目となる2024年度「神河ラジオ」では、神河町の公式youtubeでの配信もスタートしました。徐々にリスナーも増加。ハートのまち神河を世界に配信しようと町のみ~んなで創るラジオ番組を目指しています。
皆さん、ぜひ耳をお貸しください。
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令和6年8月22日(木)14時~16時のラジオドラマワークショップ参加も募集中です!